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科学論文の影響力…日本一は東大、理研5位
2014年04月16日 09時14分
米国の学術情報調査会社トムソン・ロイターは15日、引用回数が多い科学論文数に基づく、最新の日本の大学・研究機関ランキングを発表した。
1位は東京大学で、2位は科学技術振興機構だった。
同社は2003年1月から13年10月までに発表された科学論文について、発表年と分野別に、他の論文に引用された回数が多い「影響力の高い論文」の発表数を調べた。3位は京都大学、4位は大阪大学で、STAPスタップ細胞の論文問題で揺れる理化学研究所は5位だった。
科学論文は内容が重要であるほど、他の研究者が論文に引用する回数が増える傾向がある。影響力が高いこうした論文を多く発表する研究機関は、研究の競争力が高いと評価される。
同社は毎年、研究機関の世界ランキングを発表していたが、今年はデータの集計法が変わって前年との比較ができなくなったため、国内ランキングの発表にとどめた。
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