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自閉症の19歳、落語公演…枝雀に憧れ独学 日本岐阜県

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发表于 2013-11-16 18:41:40 | 只看该作者 回帖奖励 |倒序浏览 |阅读模式
自閉症の19歳、落語公演…枝雀に憧れ独学



独学で覚えた古典落語「平林」を練習する三谷颯一郎さん(岐阜県瑞穂市で)

 独学で落語を覚え、各地で公演を重ねている自閉症の男性がいる。「正光寺しなの」の高座名を持つ岐阜県瑞穂市の公社職員、三谷颯一郎さん(19)。軽妙で威勢の良い語り口が人気を集め、13-11-9日には神戸市で落語を披露する。「会場を笑いの渦で包みたい」と本番を楽しみにしている。(井口馨)

 「たいらばやしか、ひらりんか、いちはちじゅうのもーくもく」。三谷さんは現在、自宅の居間で母親の直子さん(50)を客に見立てて稽古を重ねている。

 9日の演目は、「平林ひらばやし」という医者に手紙を届けに行く定吉が、忘れないように名前を繰り返すうち「平林」の読み方を忘れる古典落語の滑稽噺ばなしだ。「動物園」や「初天神」など持ちネタは17に及ぶ。

 言葉の発達が遅れていた三谷さんは3歳の時、広汎性発達障害で軽度の自閉症と診断された。小学生の頃は他人にもあまり興味を示さず、所構わず独り言を繰り返していたという。

 落語との出会いは中学2年の春。直子さんの知人が勧めてくれた桂枝雀さんのCDや落語番組に夢中になり、それまで脈絡のなかった独り言が、いつの間にか落語になっていた。

 約5か月後、小学校時代の担任の家でもある同県本巣市の正光寺に招かれ、檀家だんかの高齢者を前に一席ぶった。挑んだ演目は「ん」を重ねる言葉遊びを取り入れた「ん廻まわし」。最初は「早口でまくし立てられてもわからんわ」と戸惑う声も聞こえたが、寺で落語会を重ねるうち、徐々にお客との間の取り方がわかってきた。その後、抜群の記憶力で噺の数も増え、福祉施設などからも声が掛かった。

 特別支援学校高等部を卒業した昨春から瑞穂市ふれあい公共公社に勤務。その傍ら、正光寺にお気に入りの特急電車の名前を合わせた「正光寺しなの」の高座名で、年間約20回の公演を各地でこなす。

 今では、お客さんの反応を見ながら、訪問先の施設名などをアドリブで挟むことも。直子さんは「伝えようとする気持ちが生まれ、噺に味わいが出てきた。落語が息子の世界観を広げてくれた」と目を細める。

 今年6月と9月には、神戸市中央区の飲食店で開かれた寄席に出演。知的障害者支援施設「神戸明生園」(神戸市北区)の女性職員(51)がその話芸に触れ、「ぜひ園生にも聞かせたい」と、毎秋恒例の同園の作品展で落語会を企画、出演を依頼した。

 職員は「人を元気にするパワーがあふれている。園生にもいい刺激を与えてくれるはず」と期待。稽古に励む三谷さんは「お客さんが喜んでくれるのがうれしい。仕事も大変だけど好きな落語と両立させたい」と話している。

 落語会は13-11-9日午後1時半から神戸市中央区のフォアベルクホールで開かれる。入場無料。

(13年11月7日  読売)

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