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【病気・薬】炎症 胃腸 医薬品
胃炎薬、小腸潰瘍にも「効果」
2015年4月16日
胃炎などの治療薬レバミピド(商品名ムコスタ)が小腸の潰瘍(かいよう)にも効果があることを、大阪市立大や京都府立医大、佐賀大などのグループが確認した。潰瘍の原因の一つが、脳梗塞(こうそく)や心筋梗塞の患者が再発予防のために日常的に飲むアスピリン。潰瘍が悪化して出血が激しくなるとやめざるをえず、ほかの治療薬もなかったという。通常の3倍の量が必要だが、副作用は見られなかった。今後、重症の患者を対象に治療効果を確認する方針だ。研究成果は、15-4-16日付の米科学誌プロスワンに掲載される。
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