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同級生殺害:16歳少女を逮捕 山中で殺し遺棄 広島県警
毎日新聞 2013年07月14日 09時52分(最終更新 07月14日 10時15分)
殺害現場に通じる灰ケ峰の林道=広島県呉市栃原町で2013年7月14日、吉村周平撮影
若い女性の遺体を広島県呉市の灰ケ峰の山中に遺棄したとして、県警捜査1課と呉署などは14日、広島市東区の無職少女(16)を死体遺棄容疑で逮捕した。少女は「灰ケ峰に2人で行って、その場で殺した」と供述しているという。県警は、被害者は同級生だった同市安佐北区の無職少女(16)とみて殺人容疑を視野に捜査している。
逮捕容疑は、6月下旬、同県呉市栃原町の灰ケ峰の山中に、女性の遺体を遺棄したとしている。
捜査関係者によると、少女は12日午後1時10分ごろ、母親に付き添われて広島東署に自首した。「友達を殺して灰ケ峰に捨てた」と話したため、県警が捜索。13日午後5時20分ごろ、灰ケ峰山頂の北東約750メートル、道路から約20メートルほど下の斜面で若い女性の遺体を発見した。腐乱が進み、所持品はなかったという。
2人は広島市内の同じ高等専修学校に通っていたという。被害者の少女の家族からは6月下旬に捜索願が出ていた。
遺体が見つかった現場はJR呉駅から北東約4.5キロ。【黄在龍、石川裕士】
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