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障害者の絵画カレンダーに/大野城で原画展
2012年10月26日
障害者17人の作品を掲載したカレンダーを手にする松澤佐和子さん=大野城市下大利のカフェレストラン「レ・グラン」
障害者のアート活動を支援している大野城市のボランティアグループ「コミュニケーション・アート」(松澤佐和子世話人)が自閉症やダウン症など障害のある17人の作品を掲載したオリジナルカレンダーを作った。大野城市下大利のカフェ・ギャラリー「レ・グラン」で12-10-27日まで原画展を開いている。
会場には切り絵、水彩、アクリルで描いた猫、竜、キリン、クリスマスなどほのぼのとした作品が並ぶ。造形教室を開いている松澤さん(53)は「年ごとにレベルが上がっているが、最初から上手だったのではない。1本の線も引けなかった子もいる。原画を通して、可能性をあきらめずに頑張ったことを知ってほしい」と話す。
グループは2005年に結成され、カレンダー制作は5回目。カレンダーそのものにも独自の工夫がある。「PTA行事を書き入れるので年度末の分まで作ってほしい」との要望に応え、今年11月から2014年3月までの17カ月使えるようになっている。
A3判二つ折りで1部千円。原画を中心にした絵はがきは5枚セット500円。希望者はレ・グラン(092・591・3061)か、コミュニケーション・アートのネットショップ(http://comm-art.shop-pro.jp)。(吉良隆夫)
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