|
世界自閉症啓発デー:来月2日、県内10カ所で「ライトイットアップブルー」 /兵庫
毎日新聞 2013年03月19日 地方版
国連が定めた「世界自閉症啓発デー」の13-4月2日夜、青色の照明で名所をライトアップするイベント「ライトイットアップブルー」が、県内10カ所で開催される。【錦織祐一】
青色の照明は「落ち着きを取り戻す」「神経を鎮める」との意味が込められている。米ニューヨーク市で08年始まり、今年は45カ国の約3000カ所で開催される。国内では、患者の母親らでつくるNPO法人「あっとオーティズム」(芦屋市)の佐伯比呂美理事長(48)らが、11年に神戸市兵庫区の能福寺など市内3カ所で初めて開催した。
3年目の今年は東京スカイツリーや札幌市の時計台、高知市の坂本龍馬像なども計30カ所以上が参加する。
13-4月2日午後6時半から能福寺で点灯式があるほか、初参加の芦屋市役所でもイベントを検討をしているという。佐伯理事長は「自閉症への理解や環境は世界に比べて遅れている。青い光が、当事者や家族の希望の光になってほしい」と話している。
|
|