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北海道震度5強 負傷12人に 地震から一夜
2013.2.3 10:29 [地震]
地震で天井のパネルが落下したJR帯広駅の構内=3日未明
北海道で最大震度5強を観測した地震から一夜明けた3日、大樹町の70代女性や室蘭市の80代女性が自宅で転倒、けがをしていたことが道の被害まとめで分かった。負傷者は計12人となったが、いずれも軽傷という。
道によると、12人は釧路市や帯広市など9市町の10~80代の男女。自宅で落ちてきた物に当たったり、転倒したりした。
釧路市や浦幌町など5市町で約840戸が停電したが、3日未明までに復旧した。道東自動車道や帯広広尾自動車道の通行止めも解除された。
気象庁は2-3日未明に記者会見し、今回の地震と東日本大震災との関連は「直接的には分からない」との見解を示した。今後1週間は最大震度4程度の余震に警戒が必要としている。北海道の太平洋側は地震活動が活発で、今回の震源の近くでは1987年1月にマグニチュード(M)6・6の地震が起きている。
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