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「大人の自閉症」待望の特効薬(雷帕霉素”)が誕生か

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1#
发表于 2013-1-12 09:39:15 | 只看该作者 回帖奖励 |正序浏览 |阅读模式
「大人の自閉症」に苦しむ人々の希望となるか
待望の特効薬(雷帕霉素)が誕生する可能性

2012年12月27日

 1年の締めくくりとなる今回は、「大人の自閉症」の回復に向け、将来、光明をもたらす報告となるかもしれないニュースを紹介したい。

 発達障害の1つである自閉症は、これまで薬物による対処療法が中心だった。しかしマウスを使って解析したところ、大人になってからでも、薬物を使って自閉症の症状が治療できるのではないかとの注目すべき研究成果が、12-12月18日付けの英国の専門誌「Nature Communications」で発表されたのだ。

 今回、報告を行ったのは、東京大学大学院医学系研究科の水口雅教授(発達医科学専攻分野)らや、東京都医学総合研究所依存性薬物プロジェクトの池田和隆プロジェクトリーダー(参事研究員)らと、順天堂大学との共同研究チーム。自閉症の主症状である社会的相互交流障害が、抗腫瘍薬、免疫抑制薬として複数の国で認可されているmTOR阻害薬「ラパマイシン」によって改善されることをモデルマウスの動物実験で突き止めたという。

これまで特効薬がなかった自閉症
大人になってから気づく人も

 水口教授によれば、自閉症の中核症状は、対人的な相互反応の質的障害、コミュニケーションの質的障害、こだわり行動の3つ。さらに加えて、パニック障害、てんかん、睡眠障害などの症状も表れる。

 そもそも自閉症は、生まれつきの発達障害で、人口の1%以上という高い有病率が特徴。また、男性のほうが3~4人:1人の割合で多いことで知られる。

 最近では、診断が確立されてきたのに伴い、増加傾向にあるという。

「早期発見のための乳幼児健診で見逃して、大人になってから、大学や職場でうまく適応できずに苦しんで、自閉症だったということがわかることもあります」(池田プロジェクトリーダー)

 自閉症の原因は、多くが遺伝要因であり、そのうちの8割は原因不明。一方、原因がはっきりしている中に、今回の研究で解析した「結節性硬化症」(TSC)があり、自閉症全体の1~4%を占めている。

5#
 楼主| 发表于 2013-1-12 09:45:20 | 只看该作者
困难重重。因人脑远比鼠脑复杂等。

4#
 楼主| 发表于 2013-1-12 09:42:54 | 只看该作者
「大人の自閉症」に苦しむ人々の希望となるか
待望の特効薬が誕生する可能性4

自閉症からの回復を求める人々の希望に

「大人の発達障害」などの当事者研究サポートも行っている東京大学先端科学技術研究センターの熊谷晋一郎特任講師(小児科医)は、当事者の視点から、こう語る。

「自閉症への理解を大きく進める、素晴らしい研究。今後、自閉症治療の選択肢が拡大されることが期待される。これから人を対象として薬の治療効果を判断するにあたっては、人々の多様性に配慮して“何をもって回復とするか”についての慎重な議論が必要だ。また、外側から観察可能な 行動レベルの変化だけでなく“当事者の体験の様相がどう変化したか”についての主観的報告(当事者研究)が重要になってくるだろう」

 熊谷特任講師の言う「何をもって回復とみなすのか」は、日頃から当事者たちと接して話し合う中で、いつも一緒に考えさせられる根源的な問いである。今後、専門家たちは多様な人たちと対等に寄り添っていくことによって、持続的な効果を見極めていくことが求められていくのかもしれない。

 今回、新たな医療分野からのアプローチによって、引きこもり状態の背景にある「自閉症」のメカニズムの一端が解明され、根本的な治療効果の可能性が示された。自らの症状や状態に苦しみ、回復を求めてきた人たちにとって、このような選択肢が増えることは、とても意義のあることであり、人生の希望の道筋にもつながることだろう。

3#
 楼主| 发表于 2013-1-12 09:41:43 | 只看该作者
「大人の自閉症」に苦しむ人々の希望となるか
待望の特効薬が誕生する可能性3

 研究チームは今回、3ヵ月以上(人間でいうと大人に相当)のモデルマウスを使って、自閉症様行動を調査した。

 その結果、ラパマイシンを投与すると、社会的相互作用が正常化することがモデルマウスの行動によって明らかになった。

 自閉症の薬物治療の意義について、池田プロジェクトリーダーは、こう説明する。

「ラパマイシンや、その類似薬は、人に対しても認可されているので、自閉症を合併した結節性硬化症の患者に応用できます。また、mTOR系のシグナルを介する自閉症に関しては、ラパマイシンで治療できるのではないかと考えられます」

 前述したように、自閉症には、1~4%を占める結節性硬化症以外にも、様々な原因がある。

 東京大学の水口教授は、こう語る。

「自閉症の中には、TSC1と2の遺伝子に関係が深いPTENやNF1という遺伝子の変異もあって、病気の仕組みが似ています。こういうグループに関しては、結節性硬化症以外であっても、自閉症にラパマイシンや類似薬が効くのではないかと思っています」

 当面は、脳や腎臓に腫瘍、てんかんがある結節性硬化症の人に、ラパマイシンの類似薬によって、自閉症やてんかんにどのような効果があるか、副作用についても見ていくことになる。そして第2段階では、腎臓や脳に腫瘍はないが、自閉症やてんかんのある結節性硬化症の人に応用。第3段階で、結節性硬化症の以外の病気の仕組みが似ていると思われる人たちに広げていくことが期待されている。

 日本で抗腫瘍薬として認可されている類似薬は、飲み薬。副作用としては主に、口内炎のほか、コレステロールや中性脂肪が血液中で上がってくる可能性があるという。

 こうした効果や副作用などを見ながら、今後、1年後をメドに本格的な臨床研究を開始。一般的な自閉症の人たちへの応用に至るまでには、10年くらいかかるだろうと推測する。

2#
 楼主| 发表于 2013-1-12 09:40:26 | 只看该作者
「大人の自閉症」に苦しむ人々の希望となるか
待望の特効薬が誕生する可能性2

 自閉症の問題といえば、これまで中核症状に対する特効薬がなく、療育、行動療法などで社会に適応してもらったり、家族や職場の上司などに自閉症を理解してもらったりしてきた。

「私たちが注目したのは、自閉症の原因はいくつかあるだろうから、原因ごとに病態を解明して、それぞれの病態ごとに薬物治療を開発することができれば、少なくとも一部分は薬物療法が効くのではないか。そして、原因ごとに薬物療法が確立していけば、自閉症全体が治ることにつながるのではないかということでした」(池田プロジェクトリーダー)

「ラパマイシン」で自閉症改善の可能性
10年後には薬物療法が一般化するか

 結節性硬化症は、6000人に1人の割合で表れる遺伝病。脳神経や皮膚の病変、良性の腫瘍という3つの特徴が表れる。この結節性硬化症の患者でみると、その半数以上は自閉症を合併するという。

 結節性硬化症の原因となる遺伝子は、TSC1型、TSC2型と呼ばれるタンパク質。これらが、mTORという分子を活性化し、結節性硬化症の諸症状が表れる。

 このmTORという分子を抑える「ラパマイシン」という薬は、以前から知られてきた。

 結節性硬化症は、mTOR系のシグナルに異常をもたらす。それが原因で脳に病変が表れるほか、知的障害が表れたり、難治性てんかんになったりすることもある。これらの2次的な影響として、自閉症が表れる可能性も考えられてきた。

 一方で、最近、脳の中に結節がたくさんできていても自閉症にならなかったり、結節が薄くなっても自閉症が強く表れたりして、自閉症と脳病変の関係には否定的になってきている。また、知的障害がなくても20%に自閉症が表れ、難治性てんかんがなくても30%で自閉症が合併することなどから、mTORシグナル系の異常がダイレクトに自閉症を引き起こしている可能性が考えられるという。

「mTOR系のシグナルを正常化することによって、自閉症が治る可能性も考えられる。そこで、ラパマイシンによって、発達期に予防するだけでなく、大人になってからでも治療が可能ではないかということが期待されるのです」(池田プロジェクトリーダー)

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