2016诺贝尔ノーベル賞の大隅 弟子に恵まれた 座談会 C自噬

长江

ノーベル賞の大隅さん「弟子に恵まれた」　座談会で  C自噬

2016/11/26 20:41

　今年2016のノーベル生理学・医学賞を受賞する東京工業大の大隅良典栄誉教授が16-11-26日、研究の発展に貢献した２人のまな弟子、大阪大の吉森保特別教授、東京大の水島昇教授と神奈川県内のホテルで報道各社の取材に応じた。大隅さんは「（弟子に）本当に恵まれた」と感謝の意を示した。

　吉森さんと水島さんは基礎生物学研究所（愛知県岡崎市）で、大隅さんとともに細胞が不要なたんぱく質などを分解して再利用する「オートファジー」の仕組み解明に取り組んだ。吉森さんは「先生の性格を反映して自由な雰囲気だった」、水島さんは「競争もなく自由にやらせてもらった」と振り返った。

　大隅さんは「研究室はどういう人の集団かが大事。私は恵まれた」と話し、来月のノーベル賞授賞式については「だんだん近づいており、準備などで切羽詰まったような気分だ」と今の心境を語った。