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楼主 |
发表于 2013-1-12 09:40:26
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只看该作者
「大人の自閉症」に苦しむ人々の希望となるか
待望の特効薬が誕生する可能性2
自閉症の問題といえば、これまで中核症状に対する特効薬がなく、療育、行動療法などで社会に適応してもらったり、家族や職場の上司などに自閉症を理解してもらったりしてきた。
「私たちが注目したのは、自閉症の原因はいくつかあるだろうから、原因ごとに病態を解明して、それぞれの病態ごとに薬物治療を開発することができれば、少なくとも一部分は薬物療法が効くのではないか。そして、原因ごとに薬物療法が確立していけば、自閉症全体が治ることにつながるのではないかということでした」(池田プロジェクトリーダー)
「ラパマイシン」で自閉症改善の可能性
10年後には薬物療法が一般化するか
結節性硬化症は、6000人に1人の割合で表れる遺伝病。脳神経や皮膚の病変、良性の腫瘍という3つの特徴が表れる。この結節性硬化症の患者でみると、その半数以上は自閉症を合併するという。
結節性硬化症の原因となる遺伝子は、TSC1型、TSC2型と呼ばれるタンパク質。これらが、mTORという分子を活性化し、結節性硬化症の諸症状が表れる。
このmTORという分子を抑える「ラパマイシン」という薬は、以前から知られてきた。
結節性硬化症は、mTOR系のシグナルに異常をもたらす。それが原因で脳に病変が表れるほか、知的障害が表れたり、難治性てんかんになったりすることもある。これらの2次的な影響として、自閉症が表れる可能性も考えられてきた。
一方で、最近、脳の中に結節がたくさんできていても自閉症にならなかったり、結節が薄くなっても自閉症が強く表れたりして、自閉症と脳病変の関係には否定的になってきている。また、知的障害がなくても20%に自閉症が表れ、難治性てんかんがなくても30%で自閉症が合併することなどから、mTORシグナル系の異常がダイレクトに自閉症を引き起こしている可能性が考えられるという。
「mTOR系のシグナルを正常化することによって、自閉症が治る可能性も考えられる。そこで、ラパマイシンによって、発達期に予防するだけでなく、大人になってからでも治療が可能ではないかということが期待されるのです」(池田プロジェクトリーダー)
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