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バリアフリーな診療を目指して
さくら歯科クリニック
2012年11月29日号
都筑ふれあいの丘駅近くにある「さくら歯科クリニック」は、障害者や高齢者、子どもの気持ちに寄り添う医院づくりに力を入れている。齋藤匡布院長は社会福祉士の資格取得者。どんな人にも対応できる理解力を深めるため、専門的な知識などを身に着けてきた。
たとえば、自閉症の患者さんが来院した場合、機械を目にしたり雑音が耳に入るとパニックを引き起こしてしまうこともある。同院なら、いきなり機械を見せるのではなく、写真を見せて納得してもらってから実際の治療に入ったり、専用のヘッドホンを使用して雑音をカットするなどして適切な対応をしてくれる。「特性を理解していれば、恐怖心など壁を取り払って治療をすることができます」と齋藤院長。これは、障害者だけでなく、子どもなどにも通じること。積極的に理解しようとする姿勢が、日頃の診療に表れている。
地域活動支援センターさくらんぼを運営
齋藤院長は、東山田町の地域活動支援センター「さくらんぼ」の理事長というもうひとつの顔をもつ。以前から歯科医として障害者施設の往診に行く機会が多い中で、「障害者も健常者と一緒に生きている。もっと力になりたい」という思いを強めてきた。障害者が活躍できる社会を思い描きながら、日々活動している。そんな一面も、バリアフリーな歯科医院づくりに活きている。
■さくら歯科クリニック
市営地下鉄 都筑ふれあいの丘駅より徒歩2分
OKストア2F
【電話】045・949・0985
医療法人社団 真桜会 さくら歯科クリニック
横浜市都筑区葛が谷8 オーケーディスカウントストア港北ニュータウン店2F
TEL:045-949-0985
http://blog.livedoor.jp/tsuzukiku_sakura/
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