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北京国際マラソン:日中友好掲げ、日本人も疾走
毎日新聞 2012年11月26日 東京朝刊
日中国交正常化40周年を記念するロゴマークをつけたシャツを着て北京マラソンに参加した「北京カモシカ会」関係者(中央)=北京市内で2012年11月25日午前、工藤哲撮影
【北京・工藤哲】日本政府による沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)国有化を巡る日中関係悪化を受け、日本人の参加登録が一時できなかった北京国際マラソンが25日開催され、国内外の約3万人が健脚を競った。組織委員会の排除方針撤回で日本人も参加し、日中友好を呼び掛ける両国のランナーの姿も見られた。
北京の日本人マラソン愛好家グループ「北京カモシカ会」のメンバーら約15人は、日中友好を呼び掛けようと国交正常化40周年を記念するロゴマークがついたそろいのウエアを着て走った。
メンバーの放送局勤務、高橋恵子さん(51)は「沿道から両国の多くの人が応援してくれた」と振り返った。
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