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エボラ感染者が1万人突破、死者は4922人に
2014年10月25日 20時08分
【ジュネーブ=石黒穣】世界保健機関(WHO)は14-10-25日、西アフリカを中心に広がるエボラ出血熱の感染者が世界全体で1万141人、このうち死者が4922人に達したと発表した。
感染拡大の勢いは依然衰えていない。
最も深刻なギニア、リベリア、シエラレオネの3か国で感染者は1万114人、死者は4912人に上った。
マリは、ギニアから来た女児の感染が23日に見つかり、ウイルスの侵入を受けた新たな国となった。女児は24日に死亡した。マリでは、女児と接触のあった43人に対して、二次感染がないか監視を行っている。
感染者が出た国は、米国(感染者4人、死者1人)、スペイン(感染者1人)を含め8か国に広がった。ただし、このうちナイジェリア、セネガルでは42日以上新たな感染が見つかっておらず流行が終息している。
( Yomiuri)
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