|
エボラ感染の米医師ら2人退院…未承認薬効く?
2014年08月22日 09時09分
【ワシントン=中島達雄】西アフリカのリベリアでエボラ出血熱に感染し、米国の病院に入院していた米国人2人の病状が回復し、14-8-21日までに退院した。
2人をリベリアに派遣した米国の人道支援団体「サマリタンズ・パース」が21日、発表した。
医師のケント・ブラントリーさん(33)が21日、宣教師のナンシー・ライトボルさん(59)が19日、それぞれ退院。エボラ出血熱の致死率は90~60%と高いが、2人はリベリアで、米ベンチャー企業が開発中の未承認のエボラ出血熱治療薬「ズィーマップ(ZMapp)」の投与を受けており、この薬が効いた可能性もあるという。
2人は今月初め、隔離室を備えたチャーター機で米国に帰国し、ジョージア州アトランタのエモリー大学付属病院で治療を受けていた。
2014年08月22日 09時09分
|
|