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89%が独立賛成=ウクライナ東部住民投票―人民共和国指導部選出へ・ドネツク
【ドネツク(ウクライナ東部)時事】ウクライナ東部ドネツク州の親ロシア派勢力「ドネツク人民共和国」が実施した住民投票について、投票管理の担当者は11日、89.07%が事実上の独立に賛成したと発表した。欧米やウクライナ暫定政権は住民投票を「法的効力を持たない」と認めておらず、ウクライナ軍と親ロ派武装勢力が衝突する東部の混乱は続きそうだ。
投票管理組織を率いるロマン・リャギン氏は記者会見で、「投票結果は東部の住民が自治を求めていることを示している」と強調。次の段階として人民共和国の指導部を選ぶ選挙が行われるとの認識を示した。
リャギン氏によると、反対は10.19%で、無効票が0.74%。投票率は74.87%だった。投票は有権者名簿が最新のものではなく、成立要件もはっきりしないなど多くの不備を抱えている。また投開票や集計作業をチェックする監視団はいなかった。
(2014-5月12日)
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