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自閉症啓発へライトアップ 日本茨城水戸芸術館
【写真説明】青く照らされた水戸芸術館タワーの下で踊る参加者=水戸市五軒町1丁目
国連の「世界自閉症啓発デー」に合わせた県自閉症協会と水戸市自閉症児親の会のイベントが2日、同市五軒町1丁目の水戸芸術館で行われ、タワーを青くライトアップし、広場で歌や踊りを繰り広げて、自閉症への理解を呼び掛けた。
高山孝信同協会長と橋本昌知事がスイッチを押して点灯し、タワーがライトアップされた。青く幻想的に浮かび上がるタワーの下で、県内の自閉症児・者ら約30人が、ダンスや独唱を披露。最後に来場者とともに「花は咲く」を合唱した。
青い光によるライトアップは毎年、同啓発デーに合わせて世界中で行われている。県内で取り組むのは初。今年は世界80カ国約5千カ所で実施されたという。高山会長は「世界中の青く優しい光がつながり、支援の輪になってほしい」と話した。
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