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立てこもり32歳男逮捕=信金支店に突入、人質4人保護―13時間監禁容疑・愛知
時事通信 12-11月23日(金)3時12分配信
愛知県豊川市の豊川信用金庫蔵子支店で22日午後、刃物を持った男が職員らを人質に立てこもった事件で、県警は23日未明、支店内に捜査員を突入させ、男を監禁容疑で現行犯逮捕した。人質となっていた職員4人のうち、19歳の女性が右腕にかすり傷を負ったが、ほか3人にけがはないという。事件は発生から約13時間で解決した。
逮捕されたのは自称住所不定、無職の長久保浩二容疑者(32)。県警によると、「人質を取って籠城したことは間違いない」と容疑を認め、「野田首相の退陣が目的でやった」と供述しているという。県警は詳しい動機を調べる。
逮捕容疑は、22日午後2時18分から23日午前3時8分までの間、同支店に加藤賢吾同支店次長(41)ら4人を監禁した疑い。他に客の女性(48)が監禁されていたが、22日午後9時33分に解放された。
県警は、長久保容疑者の要求を電話で伝えていた加藤次長や、途中で解放された女性を通じ、支店内の状況や位置関係などを把握。23日午前2時45分、捜査1課特殊班の部隊「SIT」隊員8人が2階ベランダの窓をバーナーで焼き破り、ひそかに中に入った。
隊員は階段で1階に下り、バリケードの有無などを確認。午前3時7分、1階から入った隊員5人とともに長久保容疑者に飛びかかり、同8分に現行犯逮捕した。この時、長久保容疑者はサバイバルナイフ(刃渡り11センチ)を持ってソファに座り、うとうとしていたという。すぐそばに両手をひもで縛られた19歳女性がいて、ひもの端を容疑者が左手に結び付けていた。
長久保容疑者のズボンの右ポケットには、カッターナイフ(全長16センチ)が入っていた。県警は銃刀法違反の疑いもあるとみて調べる。
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