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尖閣「棚上げ合意」は存在=程永華駐日中国大使に聞く

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发表于 2015-7-29 18:59:26 | 只看该作者 回帖奖励 |倒序浏览 |阅读模式
尖閣「棚上げ合意」は存在=程永華駐日中国大使に聞く【戦後70年】



インタビューに答える中国の程永華駐日大使=15-6月17日、東京都港区

 中国の程永華駐日大使に、沖縄県・尖閣諸島をめぐる中国側の主張や、長年携わってきた日中関係について聞いた。
 -尖閣諸島をめぐる中国の主張は。
 私は、1978年のトウ小平先生の日本記者クラブでの様子を思い出す。私は連絡係として訪問に同行していた。中国では「釣魚島」と言うが、この言葉からも、日中の立場が違うことは分かる。
 国交正常化の際も、この問題はいくら議論しても、なかなか解決は難しい。しばらく置いておいて、後世に任せてみましょうと。さらに、私たちの世代ではなかなか知恵が足らない。後世は、もっと知恵があるだろうという(トウ氏の)発言があった。記者クラブのみなさんが、わーっと拍手をした。そういうシーンがあった。
 「釣魚島」は中国固有の領土だ。多くの資料から証明されている。
 -日中間には「棚上げ合意」があったとの認識か。
 国交正常化などで、棚上げとサインはしていない。しかし、当時の会談記録を読むと、両国のトップ、政治家の言葉から、一つの方向があったことは否めない。
 当時、田中角栄首相が「もう一つ問題がある。これを言わないと自分は帰れない」として、(尖閣の話題を)持ち出した。周恩来首相ではなく、田中首相から。それで、周恩来首相は「今、その問題の議論をすると、今回私たちが解決しようとする問題も解決できなくなる」と。田中首相は「分かりました。後にしましょう」と話をしたそうです。サインした形ではないが、会話の経緯から、双方の共通認識はあったと思う。



インタビューに答える中国の程永華駐日大使=6月17日、東京都港区
 -野田政権が2012年に尖閣国有化に踏み切った。
 個別の人が政治目的で、こういうトラブルを起こした。当時の日本政府は誤った対応をした。それが、以降の両国関係に大きなショックを与えた。(日中両政府は)昨年いろいろ話し合い、領土問題や海洋関係で立場の違いはあるが、コントロールしていく4項目の基本認識をまとめた。ぜひ、日本側も守ってもらいたい。
 -戦後70年の日中関係で最も印象に残る出来事は何か。
 インパクトが大きかったのは、トウ小平先生の訪日だ。戦後最初の中国要人の訪日だった。私が非常に心を打たれたのは、迎賓館での歓迎式典だ。中国国旗がバルコニーで上がり、中国国歌が吹奏された。福田赳夫首相が赤じゅうたんで出迎え、礼砲が撃たれた。その響きがすごくて、僕の心に響くような感触があった。これで中国と日本が新しい時代を迎えたと思った。これは、一生忘れられない大きな出来事だった。
 私が大使として一番心を痛めたことは、ここ数年間、中国と日本の関係が最も困難な時期にあったことだ。これからは、双方の信頼が大事だ。国交正常化の際、周恩来首相は田中角栄首相に、「言必信、行必果」(言は必ず信あり、行いは必ず果たす)という6文字の漢字を贈った。これに対し、田中首相は「信は万事の本なり」ということを書いて返した。日中は、平和友好協力の大きな方向を目指し、互いの違いは適切に管理していく。大局に影響ないようにしていくのが、協力のパートナーだ。 (2015/07/29-14:17)



[ 本帖最后由 王兴 于 2015-7-29 19:00 编辑 ]
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