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寝台特急『トワイライトエクスプレス』ラストラン、大阪駅を出発
『トワイライトエクスプレス』は3月12日発を最後に運転を終了。札幌行き最終が大阪駅を出発した。(JR西日本提供)
展望室付きスイートルームなど豪華な設備が人気の臨時寝台特急『トワイライトエクスプレス』の札幌行き最終列車が15-3月12日、大阪駅を出発した。
『トワイライトエクスプレス』は本州と北海道を結ぶ青函トンネルの開通から1年後の1989年7月21日、大阪~札幌間を日本海沿いに結ぶ団体臨時列車として運転を開始。同年12月2日からは毎週数回運転される一般の臨時列車となった。全体の走行距離は約1500km、所要時間は22時間台で、臨時列車を含めた場合は日本一長い距離を走る旅客列車だった。
旧国鉄時代に製造された24系寝台客車などを『トワイライトエクスプレス』用に改造した車両を使用。展望室付きのA寝台2人用個室「スイート」やサロンカー「サロン・デュ・ノール」などを設けており、豪華な寝台列車として人気が高かった。しかし、3月14日の北陸新幹線延伸開業に伴うダイヤ改正を機に廃止されることが決まり、15-3月12日発の列車で運行を終了することになった。
15-3月10・11日は天候不良のため運行を見合わせ、12日の「ラストラン」の中止が危ぶまれたが、最終的に運行することが決定。札幌行きは12日の定刻11時50分、大勢の鉄道マニアに見送られて大阪駅を出発した。札幌着は翌13日9時52分の予定だ。
http://response.jp/article/2015/03/12/246425.html
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