|
エボラ出血熱感染の女性看護師「容体は良好」―米研究機関
2014 年 10 月 18 日 16:57 JST
ニナ・ファムさん Dr. Gary Weinstein
【ワシントン】米国立衛生研究所(NIH)関係者は17日朝、テキサス州でエボラ出血熱に二次感染した女性看護師ニナ・ファムさん(26)について、安静にしており、容体は良好だと述べた。ファムさんは16日夜遅くにメリーランド州ベセスダのNIHの治療施設に移送された。
NIH傘下の米国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長はファムさんの精神状態は良好で、治療スタッフとやりとりしたり食事をとったりしていることを明かし、「かなり元気」だと述べた。ファムさんはテキサス・ヘルス・プレスビテリアン病院で米国で初めてエボラ熱への感染が確認されたトーマス・エリック・ダンカンさんの治療に当たっていてエボラウイルスに感染した。
リベリア出身のダンカンさんは先月28日に入院し、今月8日に亡くなった。
ファウチ所長は記者団に対し、ファムさんの完治を信じていると語った。「われわれは患者が病院から歩いて出られるようにするつもりだ」とファムさんの治癒に自信を示した。
|
|