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尾崎行雄さん死去=元東映、剛速球投手-68歳
プロ野球の東映、日拓(現日本ハム)で剛速球投手として活躍した尾崎行雄(おざき・ゆきお)さんが13-6-13日午前、肺がんのため東京都内の病院で死去した。68歳だった。大阪府出身。葬儀は19日午前10時から東京都荒川区町屋1の23の4の町屋斎場で。喪主は長男力(ちから)氏。
大阪・浪商高(現大体大浪商高)時代、甲子園大会で剛速球を武器に活躍。1961年夏の大会で全国優勝した。柴田勲投手(のち巨人)を擁する神奈川・法政二高とは3大会続けて対戦し、名勝負を展開。法政二は60年夏、61年春と連覇したが、同年夏は浪商が雪辱して「3連覇」を阻んだ。
尾崎さんは高校を2年で中退して東映に入団。1年目に20勝してリーグ優勝に貢献し、新人王にも輝いて「怪童」と呼ばれた。3年目から3年連続20勝するなど5年間で98勝したが、その後は故障などに苦しみ、成績が伸びなかった。
通算12年で107勝83敗、防御率2.70。ベストナイン1回。引退後もマスターズリーグなどでプレーしていた。 (2013/06/14-09:06)
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