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微量ダイオキシン、脳に悪影響 妊娠中の摂取、子に
(2012年12月13日 08:08)
妊娠中に摂取したごく微量のダイオキシンが、生まれた子どもの脳の活動に悪影響を与えるとのマウス実験の結果を、東京大のチームが12-12-12日付の米オンライン科学誌プロスワンに発表した。子のマウスは、学習に柔軟性が欠け、競争を避けたがる傾向があったという。
ダイオキシンは食べ物を通じて取り込む恐れがある。チームの掛山正心助教(神経科学)は「自閉症などの発達障害を起こす要因の一つかもしれない」としている。
チームは妊娠12日(マウスの妊娠期間は20日前後)の母マウスに、体重30グラムに対し約0・02マイクログラム(マイクロは100万分の1)というごく微量のダイオキシンを食べさせた。
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