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ふくしま国際医療科学センター:被ばく医療担い発足
2012年11月21日
東京電力福島第1原発事故や東日本大震災を受け、住民の被ばく医療や健康管理を担う「ふくしま国際医療科学センター」の発足式が20日、福島市の福島県立医大であった。最新鋭のがん画像診断装置を備えた「先端臨床研究センター」や、災害・地域医療の人材育成機関を新設するなどして、健康不安解消を目指す。
14〜16年度に新設2組織や新病棟など計4棟を建設、順次運用を始める計画。事業費約314億円は国と県が賄う。被ばく線量を減らす方法などを調査研究し、同研究センターには、がんの位置や大きさを三次元で精密に特定できる最新装置「PET−MRI」を国内で初めて導入する。
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