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池田名誉会長のノーベル平和賞が遠のく? 安保法案成立カウントダウンに公明党が揺れている!
[2015年07月27日]
15-7月16日、集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法案(以下、安保法案)が衆院を通過した。
この後は参院での審議となるが、もしそこで否決されたとしても、あるいは採決がされないまま60日を越えたとしても、再び衆院に戻されて3分の2以上が賛成すれば結局、法案は成立する。
これですべては安倍政権の狙い通り…かと思いきや、来年の7月に予定されている参院選に向け、意外にも公明党が揺れているという。自民党の大物OBであるA氏が証言する。
「公明党は元々、集団的自衛権の行使容認には消極的だった。支持母体である創価学会は世界平和を志向する団体だし、池田大作名誉会長がノーベル平和賞を受賞するべきだと信じている。今回の安保法案に賛成することで、ノーベル平和賞は確実に遠のくのではないかと心配している創価学会員も多いと聞いているよ。
公明党の山口代表は、自民党との連立維持という党益と創価学会からの突き上げとの板挟みに苦しんでいるように見えるね。来年に改選を迎える参院議員たちの間で選挙への不安が蔓延(まんえん)し始めれば、安保法案の採決に党議拘束をかけず自主投票とする可能性も考えられる」
自主投票になると、どんな影響が?
「公明党議員としても“戦争法案”とも呼ばれている安保法案には賛成したくはないというのが本音。でも与党議員であるという特権や優越感は捨てたくないから自民との連立関係も大切にしたいというジレンマを抱えている。
そこで自主投票となれば、おそらく反対票を投じるのではなく棄権すると思う。つまり賛成も反対もしないというわけだね」(A氏)
もっと:
http://wpb.shueisha.co.jp/2015/07/27/51125/2/
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