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資源依存度で明暗、三菱商など5社減益、丸紅確保 商社
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作者:
现代化研
时间:
2012-11-2 20:44
标题:
資源依存度で明暗、三菱商など5社減益、丸紅確保 商社
資源依存度で明暗、三菱商など5社減益、丸紅は増益確保-商社決算
12-11月2日(ブルームバーグ):総合商社6社の2012年4-9月期連結決算が2日出そろった。業績拡大を支えてきた資源価格が鉄鋼原料の石炭、鉄鉱石を中心に大きく下落。資源分野が収益に占める比率の高い三菱商事 や三井物産 など5社が減益となる一方、非資源分野の比率の高い丸紅 は増益を確保した。
「鉄鉱石や石炭の価格が大幅に想定を下回っている」。三井物産の岡田譲二最高財務責任者(CFO)は同日の決算会見でこう振り返った。同社の4-9月期の連結純利益は前年同期に比べて26%減の1683億円。強みの鉄鉱石事業で価格下落が響いた。
三菱商事の純利益も同23%減の1904億円。豪州での原料炭事業でストライキが長期化したことに加えて価格下落が要因。上田良一CFOは「足元の弱い原料炭価格は今後も続く」として、今期約1200億円を見込んでいた原料炭子会社の利益が一転赤字転落に陥る可能性を示した。
指標となる中国向けの鉄鉱石スポット価格 は昨年9月には1トン当たり180ドル超の水準だったが、今年9月には90ドルを割り込む水準まで下落。足元は回復傾向にあるが120ドル台。原料炭のスポット価格も1年前と比べて約4割下落した140ドル台。世界最大の消費国である中国の経済成長の鈍化を背景に銅などの非鉄価格も下落している。
13年3月期通期の純利益予想は三菱商事と三井物産、双日 の3社が期初予想を引き下げた。鉄鉱石と石炭に力を入れている伊藤忠商事 も減益を見込む。一方、鉄鋼原料関連収益の比率が相対的に小さい住友商事 と丸紅は期初予想を据え置き、2期連続での最高益更新を見込む。
こうした業績動向は株式市場でも反映している。年初からの株価の騰落率を見ると三菱商事が8%、三井物産は7%それぞれ下落しているのに対して、丸紅は10%、住友商事は1%上昇している。
商社決算についてJPモルガン証券の岸本章アナリストは「資源関連の減速が表れた内容だった」と指摘。ただ「市場では織り込み済みで業績の下方修正をネガティブにとる必要はない」として、今後は原料炭や鉄鉱石価格の上昇につながる中国の鉄鋼需要の動向が短期的な注目点という。
【総合商社6社の業績一覧】
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4-9月 13年3月期
純利益実績 予想
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三菱商事 1904(-23) 3300( -27)
三井物産 1683(-26) 3100( -29)
伊藤忠 1422(-11) 2800(-6.8)
住友商事 1294(-15) 2600( 3.7)
丸紅 1053(2.2) 2000( 16)
双日 30(-71) 100( --)
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(注)単位は億円、カッコ内は前年同期比%、住友商は国際会計
基準、双日を除く4社は米会計基準。
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